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国片主神社
由緒
祭神は古くから詳らかでない。『神社覈録』の中臣連胤(なかとみ むらじたね)は、「国片主」を一柱の神号とみて、国々の神ともいうべきものか、『日本書紀』の崇神天皇の皇女に国片姫(くにかたひめ)がいるのもこの意か、と考証するにとどめた。いまの社は少彦名命を祀り、相殿に菅原道真を置く。『壱岐国神社誌』は天月神命とする。
いまのどの社か
当てる村は国分、国府、有安、長峰と分かれる。長峰邑には社がないまま「国片大明神」と称して九月十三日に祭を行い、里人が「ケノカタ」と呼ぶ地があった。式社所名徵は有安村を採り、式社沿革考は有安の国片大明神を旧社地とみて、村の宗社である天満宮へ遷ったのだろうとする。