AIに頼んだ仕事、誰が何を確認したか説明できる? LangGraphに学ぶ設計図の描き方【Node】【Edge】【START / END】【State】

「AIエージェントのループ&グラフエンジニアリング」第11回(第4章 グラフの設計・最初の回)。「いい感じに案内作って」と エージェントに頼んで「できました」と返ってきても、先生に「誰がどこまで確認したの」と聞かれると答えられない。この回は、人間に説明できる エージェントの設計図を、Node(一つの仕事をする処理)・Edge(次の仕事へ進む道)・START / END(開始点と終了点)・State(持ち運ぶ情報)の4つの部品で描く方法を、LangGraph の文書(Graph API overview・Workflows and agents)の言葉に合わせて見ていきます。架空の文化祭の行事案内を「入力整理→下書き作成→確認→保存」の4つの箱に切り、箱ごとに読む項目と書く項目を決めた設計図(Python の辞書)を、自作の小さな実行機で START から END まで流して、State が段ごとにどう埋まるかを記録します。下書きをわざと壊して流すと、箱が1つの設計図では「どこまで済んだか」が残らないのに対し、4つの箱では「保存の箱が不合格を見つけ、ファイルを書かずに止まり、行事の一覧と下書きと不合格の理由が残る」こと、下書き作成の中身だけを本物の言語モデルに替えても箱の名前・入出力・矢印は変わらないこと、無い行き先への矢印は流す前の点検で見つかることを見せ、最後に「大きすぎる箱を見抜く確認カード」と一本道の「止める設計の表」を置きます。