同じ指示を繰り返すだけで、なぜ進む? Claude CodeのRalph Loop【Ralph Loop】【ファイル状態】【反復上限】|完了文言を過信しない

「AIエージェントのループ&グラフエンジニアリング」第05回(第2章 反復する仕組み)。Claude Code の拡張 Ralph Loop は、AIが答え終わって止まろうとするたびに Stop hook が終了を止め、同じプロンプトをそのまま入れ直します。同じ指示を繰り返すだけで、なぜ進むのか。答えは、前の周の仕事がファイルと git に残り、次の周が見る入力の環境が変わるから。Anthropic の Ralph Loop プラグインの文書と Stop hook のスクリプトに沿って、同じ指示の再投入・ファイル状態の引き継ぎ・完了文字列の照合・反復上限(max-iterations)を、手元で作った小さな Ralph 風ループの記録で見ていきます。架空の文化祭サイトのお知らせ3件を「カードUIにする」という同じ指示(段階1〜3・1周で1段階・テスト全○のときだけ DONE)を毎周入れ直し、1周目は段階1、2周目は段階2、3周目は段階3でテスト全○、4周目に DONE で止まる4周の差分とテストを比較表にしました。あわせて、テストに触れない指示では「DONE」が出て止まったのにテストが落ちていた記録(完了文言は名乗り)と、上限2周で止まった記録を見て、Ralph と /goal の違いを「次に渡すもの」「終わりを決めるもの」で並べ、最後に「止める設計の表」を埋めます。