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初瀬稲荷神社
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- 長崎県壱岐市
この社について
初山の本触、初瀬にある社で、稲の神である倉稲魂命を祭る。初瀬は初山村の宗社である鏡岳神社が鎮座する湾の名でもある。『壱岐国神社誌』は創立の年月を伝えていない。例祭は十二月八日で、大神楽を奉納する。境内は一七一坪七合。
大正の記録では
この社が移された社であることを、大正の記録は書き留めている。古くは初山村の湯船に鎮座していたのを、明治初年より後に地方の篤志家の崇敬によって初瀬浦へ移して鎮座したという。神社書上帳には「湯船稲荷神社」とあり、大正九年(1920 年)に神社明細帳へ編入されて無格社に列した。社殿は年を追って整えられ、明治二十二年(1889 年)に拝殿を建て、明治三十四年(1901 年)に正殿を造営し、明治四十五年(1912 年)に石鳥居を建立して、大正五年(1916 年)には祝詞舎を増築した。境内の拡張や社殿の整頓もしだいに進み、近く完成に達すると期待されている、と編者は結んでいる。