スポット
流八幡神社
- エリア
- 芦辺港周辺
- カテゴリ
- 歴史・文化、神社、御朱印をいただける神社
- 所在
- 長崎県壱岐市芦辺町
例祭月: 10月
この社について
中野郷にある村社で、もとは流八幡宮と呼ばれた。誉田別尊と息長足姫尊と比売大神を祭る。社記は、筒城村の白浜八幡宮の分神だと伝える。昔、筒城の八幡宮には神輿が七台あり、そのうちの一台は中野郷が人を出して担いだ。ある年の八月十六日の例祭で大雨のために人を出さなかったところ、筒城の人々が怒って中野郷の受け持ちの神輿を担いできて、出櫓という場所へ捨てていき、御鉾を田のなかへ投げ捨てて帰った。そこで当時の人はその場所を矛田と名づけた。筒城の人がこの地を通ると腹痛を起こしたり死んだりしたので、今の社の裏手に新しい道を作り、これを筒城路と名づけた。白川和泉という人が神輿をしばらく自分の家へ移し、村人に社殿を作らせて祭ったという。明応二年(1493 年)の再建の棟札には「香須仲郷八幡宮」、慶安四年(1651 年)のものには「石田郡中之郷今宮八幡宮」とあり、天正十二年(1584 年)の棟札には松浦隆信の花押が残る。例祭は十月九日。境内は二六七〇坪。
大正の記録では
大正の記録は、郷代を勤めた家のことを社記から引いている。毎年八月十六日には仲触から神酒と餅を調えて供え、郷代である白川家が七日前から斎戒して参拝と奉幣の儀式にあたった。九月八日の夜に大神楽、九日には国主の代参があり、中原崎へ神幸した。社領二石のほかに、公方神楽米と五穀成就米が国守から納められている。白川喜三右衛門の祖父の代までは、八月二十五日の天神の神幸にも供をして一の鉾を持ち、帰りに農長へ立ち寄って鰭の吸物で酒を飲み万歳を謡ったが、いまは供のあとすぐ自宅へ帰る、とも書かれている。
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