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伊賀嶽神社
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- 長崎県壱岐市
この社について
住吉にある社で、もとは伊賀嶽権現と呼ばれた。伊弉諾尊と伊弉冊尊と天押穂耳尊を祭る。嘉暦三年(1328 年)十月の勧請と伝える。『壱岐神社帳』には「山信の彦山権現。昔からのもので勧請した年数はわからない。小社と拝殿があり、定例の祭は九月十三日」とある。例祭はいま十月十三日。境内は六四坪。
江戸の記録では
幕末の記録は、この社を「伊賀滝権現」と書き、下山信の伊賀滝山にあるとする。『神社帳』が「山信の彦山権現」と載せる社で、国じゅうに三つある権現の一つ、上宮から山口まで七十一間あまりの坂を登ると記す。御殿の中には中宮の弁才天を寄宿させ、拝殿の前には方六尺五寸の石壇があって、その中に榊が生えていた。社から北へ二十六間半のところに中宮の旧地という平地が残り、麓の秋川は一名を忍池といって、中島に水神の石祠と鳥居松があった。撰者は「ほかの土地で鳥居松と呼ぶものとは違って、賞でるに堪える」と書き添えている。『壱岐巡』からは「木立が物ふりて昼もものすごき所なり」という一文を引く。権現山の北東百間ほどには伊賀滝屋敷という地名が残り、彦山から遣わされた泉玉坊の住んだ跡だと伝えられていた。