スポット
若宮神社
- エリア
- 勝本港周辺
- カテゴリ
- 歴史・文化、神社
- 所在
- 長崎県壱岐市勝本町
例祭月: 10月
この社について
新城にある村社で、仁徳天皇・仲哀天皇・応神天皇・天穂日命・日本武尊を祭り、明治三年に神嶽権現を合祀して素盞鳴尊・伊弉冊尊・菊理姫命・速玉男命・事解男命を加えた。社記は、建久四年(1193 年)に源頼朝が国ごとに若宮を勧請したときの創建で、壱岐一国の若宮はこの社であるとし、山城国の平野社を移したので「平野」にちなんで土地を「原」と呼ぶと伝える。『神社帳』にも「原の若宮大明神」とあり、神主は吉野采女であった。『吉野氏系譜』は、天文六年(1537 年)の建て替えから元禄八年(1695 年)の石鳥居まで、六度の造営を書き留めている。明治維新にあたって神仏の混同が禁じられると、それまで真言宗の僧が管理していた神嶽山三社はこの社に合併され、別当は退いた。『長崎県壱岐石田郡村要覧』も、新城宮司の若宮神社を建久四年の創立と記す。例祭は十一月十六日、境内は四四二坪。
大正の記録では
大正の記録は、明暦二年(1656 年)に書かれた祭礼式を全文に近く写している。祭りを取り仕切る大行事は七つの屋敷が干支の年で順に勤め、小行事は四つの屋敷が受け持った。神輿を毎年舁く定めの丁が二軒あり、脇の舁き丁は年によって交替した。祭りの費えを賄う田にはそれぞれ名が付いている。弓袋田、一の的と二の的の六枚、土器百二十と三方十二枚を出す土器田、御輿を造る神輿田、紙三十六枚を漉く御幣田、四十枚を出す紙漉田、獅子を舁く者が作る獅子田。火の王の鉾と水の王の鉾を出す屋敷まで、一つずつ書き分けられている。
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