- 素盞鳴尊(すさのおのみこと)22 社
島でもっとも多くの社が祭る神である。記紀は、高天原を追われて出雲へ降り、八岐大蛇を退治して奇稲田姫を妻に迎えた神として語る。島では祇園社・天王社の系統と…
- 伊弉冊尊(いざなみのみこと)16 社
国生みの女神で、伊弉諾尊とともに国土と神々を生んだと記紀は伝える。島でこの神を祭る社の多くは、熊野の三神(伊弉冊尊・事解男命・速玉男命)としてまとめて祭…
- 大己貴命(おおなむちのみこと)16 社
国土を造りととのえた神で、少彦名命と組んで国造りにあたったと記紀は伝える。本書は大己貴命・大己貴神・大国主命・八千戈神と書き分けるが、ここでは同じ神とし…
- 応神天皇(おうじんてんのう)12 社
八幡の神である。本書は応神天皇・誉田別尊・誉田別天皇と書き分けるが、ここでは同じ神としてまとめた ――当方のまとめ方である。島の八幡社は、仲哀天皇・神功…
- 菅原道真(すがわらのみちざね)10 社
天神である。本書は菅贈相国・菅家と書くことが多い。島の天満社は吉祥女をあわせ祭る形が目立ち、海田神社・唐田の天満神社・三郎神社・長峰天満神社がそれにあた…
- 神功皇后(じんぐうこうごう)9 社
三韓征伐の伝えで島じゅうに名を残す。ただし祭神として挙がる社は 9 つで、名の出る解説の半分に満たない ――残りは由緒のなかの人物としての登場である。聖…
- 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)8 社
神功皇后の夫で、応神天皇の父にあたる。島ではこの神ひと柱を祭る社が無く、八幡社で応神天皇・神功皇后とあわせて三柱で祭られる。例外が興神社で、足仲彦尊と息…
- 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)8 社
天照大神と素盞鳴尊の誓約で生まれた神で、瓊瓊杵尊の父にあたる。島では一の宮の天手長男神社が、天手力男命・天鈿女命とあわせてこの神を祭る。彦山の神を移した…
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)7 社
伊弉冊尊とともに国土と神々を生んだ男神。島ではこの神ひと柱を祭る社が無く、伊弉冊尊・天忍穂耳尊と三柱で祭られる。この三柱は彦山(英彦山)の神の組み合わせ…
- 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)7 社
宗像の三女神の一柱で、海の道を守る神とされる。安芸の厳島の神として、また弁財天と重ねて祭られてきた。島では厳島神社と市杵島神社がその名を負い、市杵島神社…
- 住吉の三神(すみよしのさんしん)6 社
底筒男神・中筒男神・表筒男神の三柱で、海の道を守る神である。島の総鎮守である住吉神社がこの三柱を祭り、相殿に八千戈神を祭る。本書は、神功皇后が三韓征伐か…
- 大山祇神(おおやまつみのかみ)6 社
山の神である。島の山あいには、この神を祭る小さな石の祠が村ごとにある。高尾神社は社殿が石の祠で境内は一三坪、山祇神社は二七坪、大山祇神社は四二坪と、いず…
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)5 社
えびすの神として祭られてきた。志原の事代主神社はもと恵美須神社と呼ばれ、明治九年(1876 年)に事代主神社と改めたと本書は記す。えびすの神を祭る浦の社…
- 仁徳天皇(にんとくてんのう)5 社
応神天皇の子で、若宮社の神である。若宮は八幡の神の御子を祭る社号で、島じゅうに同じ名の社がある。新城の若宮神社について本書は、建久四年(1193 年)に…
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)5 社
伊勢の神を村ごとに勧請した大神宮神社が島に十以上あり、その社が祭るのがこの神である。本書が解説を残すのは、石田の西ノ久保の社と、可須の西戸触の社の二つで…
- 少彦名命(すくなひこなのみこと)4 社
大己貴命と組んで国造りにあたった小さな神である。二十四座の國片主神社について本書は、社名の由来を、大己貴神と少彦名神が国土を経営した働きがちょうど相半ば…
- 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)4 社
稲の神で、稲荷社の神である。島では城山稲荷神社・初瀬稲荷神社・玉光神社が祭る。城山稲荷神社について本書は、豊臣秀吉が三韓を征伐するにあたってこの地に砦を…
- 武甕槌命(たけみかづちのみこと)4 社
国譲りの談判にあたった武の神で、経津主命と対で祭られることが多い。島では佐肆布都神社と加志神社がその形をとる。佐肆布都神社はもと平江大明神と呼ばれ、武甕…
- 保食神(うけもちのかみ)4 社
食物の神である。島では牧場のあった土地の名を負う社に祭られており、渡良の牧神社と初山の牧之神社がそれにあたる。本書は、渡良の一帯がもともと広々とした平地…
- 豊玉彦命(とよたまひこのみこと)4 社
海の神である。二十四座の海神社がこの神を祭り、本書は、創立の年代ははっきりしないが、神功皇后が西方を征伐したときに功があったのでこの島に祭られたものだろ…
- 猿田彦命(さるたひこのみこと)3 社
道を導く神である。天孫が降るときに道案内に立ったと記紀は伝え、峠や山道のそばの社に祭られることが多い。島では男嶽神社がこの神ひと柱を祭る。二十四座の一社…